ドキドキした

井上尚弥選手の大ファンを公言しているコーチのてつです。

以前ブログに書きましたが、ファン歴10年です。
5月5日にラスベガスであった井上選手の試合は見ましたか?
いやー。過去一番ドキドキしました。
余裕勝ちモードで見ていたら、まさかのダウン!
∑( ̄[] ̄;)!!!
悲鳴を上げてしまいました。

その後の展開も、相手が意外と強い。
元々負けると言われて失うものがない相手です。実力差がありすぎるなら、あんな「当たって砕けろ」的な戦い方をしますよね。
井上選手が打ってきたら、相討ち覚悟で思いっきり全力で振る。
井上選手とやるなら、普通これを狙いそうだけど、過去の対戦相手がほとんどやらなかった事。
対峙すると思っている以上に、それが出来ないのかもしれません。
今回の相手カルデナスは、それが出来るぐらい気持ちが強かった!
想像以上のハラハラドキドキする試合になりました。
カルデナスが思いっきり振ってくるフックが怖い怖い。
普通の選手なら、もしもの1発をもらわないように安全に判定勝ちでいいのですが、井上選手は危険を侵しても倒しにいくのが普通の選手と違う所。
だからエキサイティングな試合になって、観客を魅了します。
あの実力差なら普通に判定勝ち出来るんですけど、それは絶対にしないから凄い。

これで、伝説のヘビー級王者、ジョー・ルイス(米国)の持つ世界戦でのKO記録を77年ぶりに塗り替えて、世界戦通算23KOで歴代最多記録を樹立。

伝説のヘビー級王者のKO記録を塗り替えたって。しかも軽量級で。
凄すぎやろ。

さらに井上選手の凄い所は、試合前の煽りで客を呼ぶような方法ではなく、試合のみで魅せる所。
もちろん、試合前の煽り等で客に興味を持たせるのは、プロとして大事な事だと思います。
それを全くなしで、試合だけで客を呼ぶという事がどれだけ凄い事か。
普通は出来ないですよ。
(もちろん今は、無敗でKO記録の4団体統一王者という肩書きでも呼べますが。)

この相手への煽りですが、Yahoo!ニュースに「なるほど」と思わせる記事が出ていました。

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【井上尚弥独占手記】
『対戦相手を挑発しない理由 ボクシングを親御さんが「やらせたい」競技に』

自分が試合前に対戦相手を挑発したり、あおったりする発言をしないのはなぜか? もちろん挑発されたらイラっとしますが、自分からはやりません。それは公の場に出て、殴り合ってけんかして…、それを見た親御さんがボクシングをやらせたいと思うのかと。小学生のうちから英才教育し、格闘技の中でもボクシングをやらせたいと思えるスポーツ競技になってきたのは本当に良いことです。
《省略》
親御さんがボクシングをスポーツとして認め、習わせたいという競技にできているのかなという思いです。

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とてもいいですね。
本当にそう思います。

ブレイキング何とかが流行りましたが、あれもメインは煽り。
あれを見て「カッコいい」「あの競技をやりたい」って思うんですかね。
まぁ、人それぞれとは思いますが。

ちなみに一応書いておくと、私はあれを批判しているわけではありませんよ。
興行としては誰も思いつかなかった凄い事だと思っています。
あくまで競技として見た時の話です。

私達は、人を打ったり蹴ったりする競技。
世間の人達から変な目で見られたくないです。
格闘技=ガラ悪い
みたいに。

私はボクシングから初めて、格闘技をやる事によって自分に自信を持つ事が出来ました。
病弱でイジメられていて何も取り柄がない子供でしたが、「ボクシング」「格闘技」に救われました。
最近は「格闘技=暴力」的なイメージに近くなってきたかもしれません。
格闘技が暴力として見られるのではなく、健全な競技であり続ける事を願っています。

ウチはクリーンなジムでいきます。
礼儀もなってない、ガラ悪いのはお断りしています。

KICKBOXINGGYM BLAST

キックボクシングジムブラスト

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熊本市南区のキックボクシングジムBLAST(ブラスト)では、様々な目的・レベルに合わせてキックボクシングの指導をしております。プロを目指す方、ダイエット・運動不足解消を目標とした方など、一般・学生・主婦など幅広い会員様にキックボクシングを楽しんで頂いております。キックボクシングを通して心身ともに鍛えたい方、健康的で美しい身体を手に入れたい方など、一度ブラストに見学しに来てみてください。ご不明な点はお問い合わせ下さい。

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