「自分はボロクソ言うくせに、会員には気を使わせるコーチ」と言われたコーチのてつです。
MOMOcafeでコーヒーを飲んでいる時に女性3人組に言われました。
そのコーチは最低のクズヤローですね (-_-;)
さて、カットしなおしたヘアースタイルですが、若くて可愛い女性会員さんから
「めっちゃいい!」
と言ってもらいました (´▽`)
もうこれで心置きなく過労死できます。
んで、
本題の“試合結果”ですが・・・
4名出場して、
3名勝ち、1名引き分け。
負けなしでした!
(*’ω’ノノ゛☆パチパチパチ
前回の試合も誰も負けてないので嬉しいですね。
私が教えだして3年。
指導を始めた当初、みんなには3年かかると言いました。
ほぼ素人が集まっただけのゼロからのスタートだったので。
最近みんな結果を出してきているし、練習を見ていても全体の底上げが出来てきた実感があります。
やっと実ってきたかな(^-^)
まず、
『隼人』
三者三様の“引き分け”
これは私も勝ったと思ったので判定を聞いて「?」でした。
相手の勝ちを支持した人がいたのにビックリ。
あっても引き分けと思ったので。
でも、これはジャッジの見方だからしょうがないです。
相手がガンガン打って前に出てきていました。
隼人さんは、それをかわしながらローキックの展開。
映像を見直しても、まともに攻撃をもらったのは5発ぐらいじゃないでしょうか。
どちらかと言えば完全に効くパンチを1発当てたうえに、何発もローキックをクリーンヒットさせてたのは隼人さんです。
ローを効果的に相当な数を当てていたし、首相撲でも勝っていました。
相手がずっと前に出て強いパンチを振ってきていたから、隼人さんはずっと下がっていたと見られたとします。
でも攻撃をもらってなくて隼人さんが当てていた分、厳しく見ても引き分けかなと思いました。
ロープを背負うシーンは結構ありましたが、まともに打たせず動いていたからですね。
でも、リングサイドでジャッジをしている人にとって、前に出る選手はそれだけで強いというイメージになるという事ではないでしょうか。
それとロープを背負うイメージの悪さ。
あとは、パンチのほうがアゴが跳ね上がるからポイントをとりやすい。
どうしても見る人によって判定が変わってしまう事が格闘技ではよくあります。
その日に来ているジャッジがどの傾向で判定するのかを見て、戦い方を変えるやり方もあるぐらいです。
でも今回、隼人さんは自分のやるべき事をしっかりこなしたと思います。
ジャッジが違えば。という試合だったので。
あとは、距離をとる時の動き方を考えて、リングを丸く使ってロープを背負わないようにすれば。
ロープやコーナーを背負うのが印象悪すぎます。
それと、打ち合わなくても一発でパンチもローも効かせられるぐらいのフィジカルを作るか。
前蹴りを多様して、下がってるように見せないで距離をとるか。
でも、だいぶ自分のスタイルが確立してきました。
煮詰めていきましょう。
正直、この判定は私も残念でした。
『豊嶌』
ダウンを奪っての勝ち。
前よりは力みがなくなってきましたが、もう少しパンチを打つ時の距離とフォームを修正しないといけないかなと思いました。
顔の前ガラ空きで打つもんだからカウンターをもらってヤバいのがありました。
力みなのかフォームがいけないのか、今回も振り回してしまいました。
もちろん、良い攻撃もしていましたけど。
攻撃のシーンは半分良くて半分ダメですね。
あと、普段のスパーではローキックを有効に使うのに試合では全く出ません。
あとから豊嶌くんと一緒に映像チェックして説明したいと思います。
でも、ダウンをとったのは良かったです。
いつも練習で、限界までサンドバッグの打ち込みをやっている成果が出たのではないかと思います。
ある程度のレベルになった人には教えていますが、単発の集中したサンドバッグの打ち込み。
これで身体が覚えるので、試合で自然と出て倒せるようになります。
私もこれをやって当たり前に倒してきたので。
ちなみに、ダメ出しばっかり言っていますが豊嶌くんは前回の試合より強くなっています。
しかも今回は、自分の階級で相手がいなくて1階級上でチャレンジしてダウンもとったし。
でも、いつも私は勝ってもダメ出ししかしません。
少しでも悪い所を見つけて、今より強くさせないといけないと思っているせいか、誉めずにダメ出ししてしまいます。
試合が終わったとたんにもう次を見ています。
この“良くても悪い所をとにかく見つける”という考え方は、あの有名な井上尚弥選手を指導しているお父さんも言っていました。
この前知りました。
・・・よかった(´▽`;) ホッ
だから滅多に誉めなくてすみません。
『内村』
ダウンを奪っての勝ち。
内村さんもサンドバッグの打ち込みの成果か、全力シャドーの成果か、筋トレの成果か。
ダウンをとりました。
いつも声を出しながら限界まで追い込んで頑張っているので。
努力の賜物です。
あとは前回の試合でダメだった“自分のスタイルをつらぬく”をマス・スパーで意識してやっていたので、今回は相手に付き合わずにそれが出ていました。
が・・・。
いつもガードを固めてコンパクトに相手のガードの隙間を狙って雨あられとパンチを出すのですが、今回は余計な大振りと攻撃が雑になっていました。
しかも途中で手が出なくなるし。
そこが試合の怖い所ですね。
普段の練習がそのまま出せない。
でも、これはあと場数を踏めば大丈夫です。
前回の試合は何も出来なかったに等しかったのですが、今回はダウンも奪えた成長です。
首相撲でも完全に勝っていました。
しかも内村さんも、相手がいなく本来の自分の階級ではなく1階級上でチャレンジ。
さらに40歳以上なのに『40歳以上の部』に出ない。
すごいですね。
今の練習を続けていきましょう。
↑ この写真を撮影したフミさん「ダウンをとった狩人の目が素敵」だそうです。
確かにこのシーンはカッコいい。
最後に
『宮元』
2-0の判定勝ち。
格闘技を初めて1年のデビュー戦にしては大したもんです。
試合度胸がありますね。
直前までリラックスしているし、リングに上がって始める前にコーナーをチラッと見てきたので、私も
「あ。大したもんだな」
と思って、ただうなずいて送り出しました。
内容ですが、“試合は練習通りにいかなくて難しい”と本人も思ったはずです。
直前まで本人も「ガードを上げて」と言っていたのに、試合が始まったとたんにガードがもうありませんでした。
顔の前をがら空きで打っていくから相手にパンチ力があったらヤバかったです。
でもそこは、相手のミット打ちを直前に見れたので、私も「打ち合っても大丈夫」と言ったので今回は問題なしです。
次からガードを上げた状態で手を出す練習をして、それが試合に出るようにしましょう。
あと、宮元くんは首相撲を人一倍頑張っていたので、その成果がよく出ていました。
近付いたらすぐ切り換えて組んでからの膝が効果的で、これでポイントを稼いだ試合になりました。
首相撲様様です。
首相撲の練習をずっと一緒にしてくれていた岡本くんにも感謝ですね。
でも、後半は見るからにバテて、ヘロヘロなパンチを打つのが全然ダメでした。
“ヘロヘロを100発出す”より“強いのを1発”と何回も言ってますが、それを試合で出す為には相当な練習と経験がいるとわかったはずです。
普段は10Rぐらいマス・スパーをして体力には自信あったと思いますが、1分30秒ぐらいでバテてしまいました。
これが試合の怖い所で、緊張のなか本気で殴り合う分、体力を想像以上に消耗します。
慣れもあるのですが。
本人も
「体力は自信あったけどバテてしまった。いい勉強になった」
と言っていました。
バテた後のキッチリした打ち込みが必要ですね。
あと全然蹴れなかったです。蹴ってもタイミング悪いし軽いし。
でも、デビュー戦でこれだけできれば良いのではないでしょうか。
まだキックを初めて1年です。
今後、相当強くなりそうです。
今回は数多くの会員様が応援に来てくれました。
4名出て負けなし、ダウンも2回あって、良い所が見せられて良かったです。
応援ありがとうございました。
選手の皆さんお疲れ様でした。
ずっと選手についてサポートしてくれた、インストラクターのサダム、中川くん、のりこさん、お疲れ様でした。
誰も負けないというのは、サポート側も嬉しいですね(^-^)
一眼レフで写真撮影をしてくれたフミさん、ずっと動画を撮ってくれた いなっち。
本当にありがとう。
試合をカメラを通してじゃなくて、生で見て応援したいという事なので、次からは三脚をセットしましょう。
・・・だよね。
ごめんね(-_-;)
今回主催のSKアクティブさん、大会スタッフの方々、対戦したジムと選手の方々、ありがとうございました。
次は7月28日の福岡であるKAMINARIMONに4名出場予定です。
その次の、8月4日にウチである全日本アマチュアキックの熊本予選。
これは出られるレベルの人に、そろそろ書類を配っていきます。
10名ぐらいはいけるかな。
それと今回、試合会場で会った現プロ、元プロの人達がウチに練習に来たいと言ってくれているので、みんなの良い刺激になると思います。
頑張っていきましょう。