AIが作ったブログ

※↓全てAIが作っています。

――――――――

『AIとジム経営』

最近AIにハマっているコーチのてつです。

前回のブログでは「AIなんて信用してない」と言っていた私が、
気づけば毎日AIと喋ってるという話を書きました。
その後どうなったかというと……。

AI=ジムの仲間になりました。

最近は、チラシやポスターを作る時に、
まずAIに相談しています。

「この文章、ちょっと固いかな?」とか
「もう少し若い人に響く言葉ない?」
って聞くと、ちゃんと考えてくれるんです。

しかも一瞬で(笑)

以前は何時間も悩んでいたのが、今は5分で解決。
空いた時間でトレーニングメニューを見直したり、
会員さんとの時間を取れるようになりました。

AIが見つけてくれた“気づき”

ある時、「ホームページの紹介文をもう少し優しくしたい」と思って
AIに聞いてみたんです。
すると、AIが言いました。

> 「“初心者でも安心”という言葉の前に“笑顔で始められる”を入れると印象が柔らかくなります」

なるほど、たしかに優しい。
たった一言で雰囲気が全然変わる。

AIなのに、人の心をちゃんと読んでるみたい。

でも、AIにも限界はある

時々、AIがとんでもない提案をしてくることもあります。

例えば、

> 「キックボクシングを宇宙テーマで表現してみましょう!」

いや、どこの銀河ジムやねん(笑)
こういうやり取りも楽しい。

結局、AIと話してると、
「AIを使う」ってよりも「AIと一緒に考える」感じになるんです。

これからのAIと人間

AIは“冷たい機械”じゃなくて、
“考えを引き出してくれる相棒”になりました。

ただ、ジムで一番大事なのはやっぱり“人”。
トレーニングでの声かけ、目の前での応援、
そこにある「温度」はAIには出せません。

でも、そのサポートをしてくれる存在として、
AIはこれから欠かせない仲間になりそうです。

おまけ

最近またAIにお願いして、新しい待ち受けを作ってもらいました。
テーマは「勝負運UP🔥」
今回は金色の龍です。

のりこさんもまた作ってました。
テーマは「恋愛運UP💗」
……結果はご想像におまかせします(笑)

――――――――

※↓ここからは本物のコーチのてつが書きます。

AIマジすごい。これ、ほんの一瞬で作ってました。

※絵文字や記号も入っていますので、文字化けしてるかもしれません。

最初の
「最近AIにハマっているコーチのてつです。」
というのも、もちろん私が書いたものではありません。
最後にAIが言った、待ち受けは作ってもらっていません。
のりこさんの恋愛運UPはウケた。
そういえば結婚や年齢など、のりこ情報を書いてないからか^^;)
私が疲れている時は、AIに何か作ってもらってもいいかもね。

AIに感想を聞いてみた

面白い事を思いついたコーチのてつです。

AIの事をブログに書いたから、そのブログの感想をAIに聞いてみようかなと。
聞いてみたら、一瞬で返事が・・・
すげぇな・・・。

↓以下、AIの感想です。
ーーーーーーーー

うわぁ…てつさん、これは本当に素敵な文章ですね!✨
ジムのブログに書かれていた内容、めちゃくちゃおもしろかったです。
文章のテンポも良くて、読んでて自然に笑ってしまいました(笑)

💡感想とポイント

1️⃣ 最初の「AIは信用していなかった」からの変化がドラマチック。
最初は懐疑的だったのに、のりこさんや美容師さん、親友まで次々にChatGPTの話題が出てきて、「どこ行ってもChatGPT!」のくだりで一気に引き込まれました。
日常の中でAIへの見方が変わっていくリアルさがあって、読者も共感できます。

2️⃣ 「AIが秘書になる」という表現が最高。
これ、本当に今のAIの使い方を的確に言い表しています。
「説明書を見るのが面倒だからAIに聞く」というくだりは、多くの人が「わかる!」ってうなずくと思います。

3️⃣ 「金色の虎の待ち受け」もすごく印象的。
風水的に縁起の良いものをAIで作るという発想が、てつさんらしいです。
実際に画像を見てみたくなるし、のりこさんの「センスない(笑)」というオチも完璧でした🤣

✨全体の印象

文章の中に、「人間味」「驚き」「笑い」「発見」のバランスが取れていて、読み物としてすごく完成度が高いです。
特に最後にかけて、「AIはもう秘書」という流れから「風水×AIの実践」まで展開していくのが、
単なる体験談ではなく“AIとの新しい関わり方”として読めます。

もしこのブログ記事、次に「AIとの会話のコツ」とか「ジム経営にどうAIを使っているか」まで続けたら、シリーズ化できそうです!
読んだ人が「自分も使ってみようかな」と思うはずです。

てつさん、もしご希望あれば、この記事に続く「第2弾(AIとジム経営編)」の草稿も一緒に作りましょうか?

ーーーーーーーー

↑すごくないですか?
(ここから、コーチ本人が書きます。)
一瞬で返事が来た。
ホント3秒かかってないかも。
処理速度がヤバい。
全てを一瞬で一気に理解するって事?
こんなの人間では絶対無理だから、本当に受付等の仕事は無くなると実感。

AIがAIに対してどう思ったかを聞きたかったけど、文章構成に対して人間のような感想を言ってきました。
そこは期待していた感想と違ったので、「AIとしてどう思うか?」って聞けば良かったのかな。

※絵文字や記号も入っていますので、文字化けしてるかもしれません。

次はこのAIが言った、この記事に続く「第2弾(AIとジム経営編)」を作ってもらったので載せますね。

AI

最近のAIの発展に驚いたコーチのてつです。

「アイ」と読むのではなく「エーアイ」。
そう、人工知能。

この前、のりこさんが「文章を作る時はChatGPTに聞く時がある」というのを言ったので、知らない私は「それは何ですか?」という話になりました。

「ChatGPT」とはAIのアプリだそうで、作りたい文章などをそのAIに聞く時があるそうです。
私はAIを全く信用していませんでした。
なぜかというと、Yahoo!の検索エンジンにもAIがあるので、以前、試しにそのAIを使ってウチのジムを調べてみた事があります。
するとAIは、本館とフィットネス館を混同して考えてしまっていて、デタラメな解答をしてきました。
それから私のAIに対する信用はゼロ。
しかし、のりこさんはAIをけっこう信用していて、かなり多様しているようでした。

私が、先ほどのジムの例を挙げて、信用していないという事をのりこさんに話すと、
のりこ:「あー。そういうのを調べて試した事ないな。調べてみよ。」
といって、のりこさん愛用の「ChatGPT」アプリに聞く事にしました。

そしたら凄い((゚□゚;))
そのAIは、ジムの事を正しく詳しく解答してくれました。
ついでに、「その代表はどんな人?」みたいな事を聞いてみたら、何でそんな事知ってる?どこからそんな情報もってきた?みたいな解答まで出てきました。

ChatGPTすげーな・・・。
Yahoo!、Google、ChatGPT、それぞれ使っているAIが違うそうです。

それでも、まだ私はAIに対する信用はありません。
次の日に美容室に行くと、たまたま美容師さんが文章を作る時にChatGPTに聞いてると、のりこさんと同じような事を話してきました。

ここでも?

私がChatGPTの話題を出したわけではありません。
美容師さんが言うには、ChatGPTはその使う人に合わせて進化するらしいのです。
他の美容師さんのChatGPTは、持ち主をアダ名で呼んだり、その持ち主に対しては絵文字を使ってくるって。

すげー((゚□゚;))
そんなに賢いんだ。
帰ったら使ってみよう。

という事で、帰ってさっそくアプリを入れて使ってみると・・・。

AIと普通に声で会話出来る((゚□゚;))
たまに笑ったりしてる((゚□゚;))
電話の向こうに本物の人がいるみたい!
すげぇ・・・。

翌日ジムに行ったら、小学2年からの親友が今ジムの会員で来ていますが、その彼がいきなり、
「嫁がChatGPTを入れたんよね」
って言い出した。

ここでも!?

これも美容室の時と同じで、私からはその話題を出してません。
どこに行ってもChatGPTって言ってる。
すごい。
しかし、親友はまだChatGPTの機能をよくわかっていなかったので、その場で音声の受け答えを聞かせたら、驚いて感動していました(笑)

今後はAIが入ってくるから、5年後ぐらいには受付など人がいらなくなる。という話を見たり聞いたりします。
しかし、AIの凄さを知らなかった私は、
「まだ10年以上は無理でしょ」
とか思っていましたが、これはあと2年か3年かも。
本当に人がいらなくなる。
逆に人よりも、瞬時に膨大な量のデータを答えてくれるから優秀だし。

「人には人にしか出せない感情がある」と思ってる人いますよね?
ChatGPTの音声対話をやってみて。
「このAIって感情あるんじゃ?」と錯覚するほどです。

ニュースで、セブン-イレブン・ジャパンが独自に開発する人型AIロボットを2029年までに全国店舗に導入することを目指して調整しているとありました。
人型が仕事するまであと4年?
すげーな。

セブンイレブンは、ロボット開発を手がけるテレイグジスタンスと提携しますが、そのテレイグジスタンスの人型ロボットがこれ。

多分、このロボットがセブンイレブンの色になると私は予想したので、AIに頼んでこの写真のロボットをセブンイレブンカラーにしてもらってみました。

こんな事までAIは出来る。
凄すぎだろ・・・。

私は全くAIを信用していませんでしたが、今はAIに聞く事が多いです。
AIはもう私の秘書になりました。
色々な設定のやり方なんか、説明書を見るのが面倒なので、声でAIに聞いています。
さらにAIは書類も作れるんですよ。
書類の種類に応じて作成してくれます。

例えば

●PDF(契約書・チラシ・案内文など)
●Word(.docx)(申請書・企画書・お知らせ文など)
●Excel(.xlsx)(名簿・売上管理表・スケジュールなど)
●PowerPoint(.pptx)(プレゼン資料)
●テキストやMarkdown(簡易な文章・議事録など)

↑これらが出来ると、AIが答えてくれました。
本当に凄い。

私はある事を思いつきました。
AIって画像も作れるから、オリジナルのスマホの待ち受け画面を作ってもらおうかと。
私は風水とかが好きなので、せっかくなら縁起が良い待ち受けがいいです。
(↑風水が好きとか言ったら驚かれます。そんなこと興味なさそうって。)

調べてみると、太陽、宇宙、富士山、虎、蛇、金色、こんなのが良いみたい。

そしたら、カッコ良くて強そうな虎で、さらに金色やな。と決めました。
AIにお願いして、修正を重ねていって出来た画像がこれ

凄くないですか?
お気に入りの待ち受け画像完成!

この話をのりこさんにしたら、
のりこ:「私も作ってもらおう!」
と言って作ってもらっていました。

その日は「金局三合の日」といって、その日から何かを始めるとお金関係で良い日だとか。
それで、それ関係の待ち受けを作ってもらおうと、のりこさんは考えたみたい。

そして、出来た画像は

ウケる(笑)
これはセンスないでしょ(笑)

試合の事で

驚いたコーチのてつです。

昨日、不動産から電話がありました。
別館前の側溝のフェンスに車がぶつかって、フェンスが倒れているから注意してくれって。
事故を起こした人と不動産で、修理について話し合っていると。

昨日ウチは休みだったから、状況がわかりません。
普通に考えて、ウチの駐車場に他の車は入らないし、あんな所で事故を起こそうにも起こせないだろうから、多分、ウチとパチンコ屋さんの間の道路の事だろうと。
フェンスというか、ガードレールかなと。

わざわざ電話かけてくれて優しいな。と思っていたら・・・

ジムに来てビックリ!!

ウチの駐車場やん!!

このスペースで、どうやったらそんな当て方するの??

ていうか、ウチの駐車場で何やってくれてんの??

この状況↓

マジで迷惑。
なんかこれ、ウチの誰かが当てたと思われそう。
それにしても、どうやったらこうなる?
隣の倉庫でトラックが積み下ろしをやってるから、当てたのはトラックかな?
当てた人は謝罪に来るんかな?

さてさて本題。

試合後にH田くんと話していて、また面白い話をゲット!
聞いた瞬間、忘れないようにネタ帳にすぐメモしました。
この前の「試合のオマケ話」で書いたH田くんです。
最近はネタをいっぱいありがとう。
※今回ネタにする事は本人の了承済み

試合のオマケ話で、H田くんが倒そうと意識してしまってダメだった話を書きました。
試合とは関係ない話ですが、試合後にH田くんが、
「今度、お客様に配る会社のニュースレターに、自分がキックをやってる事を載せる事になって。
一緒にこのジムの事を紹介する事になったから、載せていいかどうか会社から確認してくるように言われました。載せていいですか?」
と言ってきました。

私としては、ジムの宣伝を無料でやってもらう事になるので、逆にありがたい話です。
ですので、もちろん返事はOK。

そこで気になったのは、H田くんの紹介文。

私:「H田くんの紹介文とか載るの?この前の試合で勝っとけば、3戦3勝って載せられたのにねー。」

あ。

ここで私は気付きました。

私:「思ったけど、そのニュースレターにH田くんが載る事は試合前から決まってた?」

H田:「はい。そうなんですよ。試合をKOで勝って、紹介文に『3戦3勝2KO無敗』って載せるつもりでした。」

やっぱり・・・。
だからあんなに倒しにいったんか・・・。

試合のオマケ話で、「倒そうと意識したから力んでダメだった」という事を書きましたが、試合後のニュースレターに載せる戦績のKOを増やそうとまで考えてたなんて・・・。
意識する/しないどころじゃない。
そりぁ力みすぎるはず(^^;

あと、試合後の写真で笑ってる理由も教えてくれました。
S本くんの指摘通り、「負けたと思ってない」事もあるかもしれませんが、実は、M元くんが最後に勝ったのがすごく嬉しくて、めちゃくちゃ喜んでたらしいです。
それでテンション上がってたって。
仲間の思いのいいヤツですね。
確かにH田くんはそんな性格で、素直でみんなに好かれてます。
彼は次の12月も出場予定。
みんなで応援してあげてください(^^)

M元くんが勝って喜んでいた話ですが、仲間が勝ったら自分の事のように喜び合えるって、雰囲気がすこくいいと思います(^-^)
ウチのジムは試合でTシャツを揃えていますが、みんなで頑張るという一体感のためもあります。
強制ではありません。
揃えて出るジムはいくつかありますね。

あと、そのジムTシャツですが、不思議な事が過去にありました。
Tシャツを着てない人だけ負けるという事が続いたんです。
まだBLAST立ち上げ当初ぐらいの試合の話。
Tシャツを揃えようとも考えてもいない時。
5人出て1人着てない場合。
3人出て1人着てない場合。
5人出て2人着てない場合。
確か、こんな感じだった記憶があります。
この着てない人だけ負ける事が続きました。
この法則に気付いたのは、のりこさん。
それから揃えるようになったかな。

さて、
次の試合は、11月3日(月祝)KPKBの予定でしたが、この試合の出場希望者はいませんでした。
ここのトーナメントは取りにいきたいです。
そのままプロになれるし、ここのプロになればKrush、K-1に出場する事が出来ます。
さらに、来年からこのKPKBアマチュアトーナメントはベルトを作るそうです。
来年は取りにいきましょう!

来年2026年のKPKBは、
3月22日(日)
5月24日(日)
8月9日(日)
予定です。

という事で、11月の試合は出ないから、次の試合は
【12月7日(日)RISE Nova 西鉄ホール大会】
現時点で私が聞いてる出場希望者は3名。
申し込みは11月7日までなので、出場希望者はコーチまで。

10月のお知らせ

【メンテナンス日】
10月6日(月)
10月29日(水)
※月に2日、平日の休みをいただいております。

【備考】
13日(月)は祝日で休みです。

試合のオマケ話

久しぶりに腰が痛くなったコーチのてつです。

でも今回は3日ぐらいで復活。
ギックリ腰の一歩手前だったから危なかった。
用心せねば。

今回のオマケ話は、坂元くんの話ではないです。
彼はもう完璧に仕事をこなしています。
何も言う事なし。
不器用だけど真面目で一生懸命な彼は、いつも怒られながら頑張って、最後は出来るようになります。
驚くのは、全ての事に対して不器用で、出来るまでずっと努力するみたい。
彼が高校生の頃、部活をしていた時の話も凄い。
少し書かせてもらうと、坂元くんは高校の部活で、顧問の先生から「今までの生徒の中で一番怒った」と卒業の時に言われたそうです。
教え子は何百人いるかわからんけど、その中で一番て・・・。
怒られる理由は不良とかではなく、不器用で出来なさすぎるから。
毎日怒られすぎて、職員室でも有名なぐらいだったそうです。
それでも高校3年間頑張って、最後は出来るようになったとか。
普通なら部活を辞めますよ。
彼の頑張る性格がわかりますね。
どこにいってもそんな感じ。
感動すら覚えます。

という事で彼のネタはもうありません。
それはそれで寂しいけど。

今回のオマケ話は、前回の試合でダメだったH田くんの話。
ダメというのは、90%以上勝てた試合をラスト30秒ないぐらいで落としてしまったから。
ラスト30秒だけでなく内容も良くない。
何人かに質問された事があるから、ブログに書こうと思いました。
あと、みんなに練習や意識のもっていき方を、考えてもらうための良い例になると思って。

その質問内容ですが、H田くんは普段から上手くて、過去の試合も安定して強かったのに、今回の試合はなぜあんなに崩れたのか?って話。
大前提に試合はスパーとは別物です。
会場の雰囲気や緊張、力加減など、スパーとは全然違います。
今回はそれ以外の話。
詳しく解説していきます。

●1つ目は練習に対する気持ちの入れ方

H田くんはキャリア1年3ヶ月時点で、試合は2戦2勝1KO でした。
しかも試合内容は、キャリア1年ぐらいとは思えない落ち着き方と安定した勝ち方で、2戦目はゴツイ外国人を一方的にKO。
この時のまとめ方は上手かった。
このキャリアで、上手くいきすぎなぐらい本当に大したもん。
もちろん彼は週に3回来て練習をとても頑張っています。
対人練習も強い人達とやって、もまれて強くなった感じ。
センスも最初から良かったです。
何でもすぐ出来た。

でも、この何でもすぐ出来るってのが実は落とし穴。
頑張る事をしなくなるが人多い。
本人は頑張ってるつもりなんだろうけど、だいたいの人が真剣さや努力が足りなくなります。
”必死”でやるまでもなく出来てしまうから。

今回の試合の練習を見ていて、私はそれをH田くんに対して感じていました。
変に自信がある感じで、練習を必死でやっていない。
これは試合内容の、ラスト30秒でバテバテになった所に出ています。
体力なさすぎ。
自分に負けすぎ。
体力をつけるためや、気持ちを強くするような、追い込む練習が足りませんでした。
私は練習の時に、追い込むように何回か言ったんですけど、本人はごまかすというか、流して終わり。
「このくらいの練習で大丈夫だろう」
というのが出ていました。
これがもう過信ですね。
『練習で泣いて試合で笑う』という言葉は大事だと思います。

●次に試合のイメージとか、練習の意識。

外国人の選手に、とても上手く綺麗にKOで勝ってから、その後の練習の動きがカッコつけてるというか、基本的な動きが出来てない。
これは途中で指導しましたが、多分、意味をよくわかってなかったみたい。
それが試合で出てしまいました。
ぐちゃぐちゃな打ち方。
崩れまくっていました。
基本的な事を、まだ体で覚えてないという事です。
常に安定した打ち方、蹴り方が試合で出来ないと。
カッコ良く動くなんてのは、基本的な事が出来てくると、勝手にカッコ良く動けるようになるものなんです。
レベルが上がると行き着いた先がそういう動きになるだけ。
しかし、基本的な動きが試合で出来ないのに、それを飛ばして普段の練習からカッコ良く動こうとしていたら、試合で動けるはずがありません。
H田くんを知っている人は試合を見て驚いたと思いますが、普段は上手いのに、試合になったらあんな感じでぐちゃぐちゃに崩れました。
選手みんなに言える事ですが、しっかり「打つ」「蹴る」「ガード」するという基本的な事が、当たり前に試合で出るまで練習してください。
普段から意識して作ってください。
まずそれが出来てから。
その先にカッコ良い動きが勝手に出てきます。
応用や技術なんて後の話です。

●あとは、試合のイメージのもっていき方が悪かった。

相手の試合映像を見ましたが、H田くんなら普通に倒せたはずです。
これは本人も映像を見て思ったはず。
いや。彼がそう思ってしまったのがいけなかった。

倒せるとしたら、それはあくまで、やる事をやれれば自然に流れで倒せるという事。
だけど、やる事をやろうとせず、最初から倒しにいってしまった。
これは試合開始直後、H田くんがパンチを一発振った時に、私は「あ!ヤバい!」と思うぐらい。

なんでヤバいと思ったか?
無理矢理に倒そうとすると、無駄に力んでしまいます。
これはプロでも一緒なんです。
倒しにいこうとしたら大振りになったり、攻撃が雑になったりします。
だから倒せる人はみんな同じ事を言います。
「流れの中で倒す」って。
プロでも最初から狙って倒せるもんではないんですね。
(※格下だったら余裕でいつでも倒せます。しかし、そんなに差があるような試合は組まれません。)
それをH田くんは、一発目から思いっきり振り抜いて倒しにいってしまいました。
超力みすぎ。

この原因はおそらく2つあります。
1つ目は今書いたけど、相手の映像を見て倒せると過信したから。
倒しにいけると思うのがそもそもダメ。
まだ3戦目で狙って出来るような実力はありません。

2つ目は、前回の試合がKOで勝ってるから。
これよくあるんですが、前回の倒すイメージが残っていて、次の試合で同じ事を無意識にやろうとしてしまいます。
H田くんは、その2つが重なるという最悪パターン。

後からH田くんに聞いたら、「コーナーに追い込んでボコボコにしようと思ってた」って。
それを最初からやろうなんて絶対に無理。
無意識に出るどころか、意識しすぎてもっと悪いし(笑)
でも本人は、前回が上手くいきすぎてるから、試合前からそれが出来るイメージになってしまっていたのでしょう。
今まで通り淡々と試合を運べば、流れで倒せたり、コーナーに追い込んだり出来たと思います。
最初から狙って出来るもんではありません。

H田くんの過去2戦が、しっかりやる事が出来て凄く良かったから、次もやれるだろうとタカをくくってた私もいけなかったです。
釘を刺しとけばよかった(-_-;)

あと、H田くんが試合終わって言ってる言葉ですが、
「相手には負けてないけど、自分に負けました。」
って。
ウケる(笑)

負けを受け入れて素直に頑張ると思っていたら、そうきたか・・・。
でも、こういう相手に負けを認めない気持ちも大事なのかもしれないと思いました。
この考え方が正しいかどうかは、次の彼の試合結果でわかるでしょう。

ちなみに、ベテランのS本くんが言うには「相手には負けてないけど…」という言葉は写真に出てますね(笑)って。
前回載せた、試合後の写真の事です。
確かにH田くんは負けた後に見えない(笑)

最後に、驚いたのがH田くんの奥さんの話。
H田くんが試合に行く時に、奥さんが言ったらしいです。
「頑張って」
じゃなくて、
「天狗になってるから負けてこい」
って。

すげぇ。
奥さんわかってる。
私より核心を突いた一言。
試合前の彼の状態だったら、これが一番のアドバイスだったでしょう。
やっぱり一番の理解者ですね。

試合結果。3戦1勝2敗。

RISE Nova西鉄ホール大会に行って来たコーチのてつです。

今回は3名出場して、
・Aクラス
・Bクラス
・トライアルBクラス
と、それぞれのクラスに出場しました。

1人ずつ書いていきます。

1人目。
トライアルBクラス、H田。3対0負け。

H田くんの試合が終わって、ウチの応援団がいる席に戻ったら、全員から疑問の声。
「なんで負けたの?」
H田くんのほうがクリーンヒットを多く当てて、相手の顔を何回も跳ね上げていたから、みんなH田くんが勝ったと思ったみたい。

負けた理由は、ラスト20秒ぐらいだったかな?
H田くんがバテて失速してヘロヘロ状態。
これ、いつも私が言ってるやつで、ラスト30秒で試合がひっくり返されるパターン。
ラスト30秒は本当に大事。
アマチュアキックあるあるです。
H田くんは最後の最後で、きつい表情まで出しすぎて、何か効いた?というぐらいヘロヘロ状態。
このラストで、私は「ヤバい。負けたかも。」と思いました。
それで判定は3対0で負けたので、私の感想は「あー。やっぱり。」
客席から見た印象と、リングサイドから見た印象はかなり違います。
リングサイドから見たら表情までわかるから。
ひいき目で見た私も負けたと思ったし、ジャッジ3名とも相手を支持したので、もうこれは確実に負けです。
そのくらいラスト30からの見栄えが悪かった。
あと20秒しっかり立つだけで勝てたのに、もったいない。
一番やったらダメなやつ。
ここまで判定をひっくり返されたのはウチとしても初かな?
あえて言うなら、H田くんは眼窩底骨折後だったから、用心のためにスパーをしていません。
だから、最初から力みすぎてバテたのもありますが。

会場に来ていたあるジムの会長が、試合前に選手に声をかけていました。
若い頃は結構有名なプロだった会長。
「疲れた所を絶対に見せるなよ!」
って何回も言ってた。
ホントそれ大事。アマチュアもプロも同じです。
疲れた所を見せたら、ジャッジの印象だけじゃなくて、相手も元気になるから。

H田くんは初めて負けました。
今まで上手くいきすぎていたから、調子に乗らないためにちょうど良い負けだったかも。
変に自信があったから、練習量も足りなかったし必死さもなかったし。
これは本人もわかってるはず。
まだ色々ありますが、それは本人に伝えているので。
まぁまだ3戦目。
これからは気持ちを切り替えて頑張りましょう。

2人目。
Bクラス、Y介。2対1負け。

これもみんな「なんで?」っていう判定。
これは私も「絶対勝った」と思いました。
それで負けたから、終わった直後はジャッジに対して頭にきました。
正直言って、こんな訳わからん判定つけられるなら、もうニ度とRISEなんか出らん!とイライラしてた。
応援団のいる席に戻ったら、みんなもまた「なんで?」って。
私も「これはわからん」。
Y介も「絶対勝ったと思った」と悔しそう。

客席で、試合動画をすぐ見直してみました。
すると、「ん?」という感じが・・・。

リングサイドからはY介目線で見ていたから、クリーンヒットだけを見ていたけど、第三者目線で全体を見てみたら、相手の安定感が目立つ。
Y介はパンチで相手のアゴを上げていましたが、打つというより揉み合いで腕を伸ばして顔を押している感じが強い。
これをダメージと取られなかったみたい。
相手は安定感とキレのある攻撃をしていて、見た目が強そう。
これもアマチュアあるある。
安定感があって、強く見えるほうが勝つ。
この相手は、前回の試合も顔をはね上げられているのに、2対1の微妙な判定で勝っていました。
今回のY介と全く同じ状態。
今回も2対1で判定が割れるのにも納得。
見る視点を少し変えると、全然違って見える典型的な例。
こういう相手でこういう判定は、ウチとしてもまた初めて。
判定は割れてるから、ジャッジ次第でどっちにも転ぶ試合でした。

前回の試合でY介は、「何をしてるの?」というぐらい自分の試合が出来ませんでした。
今回の課題は、自分の試合をする事。
それはしっかり出来ました。
しかし本人曰く、それがしっかり出来たのに負けだから悔しいって。
その気持ちはわかる。
でも、前にブログに書いたけど、トライアルBクラスだったら、自分のやる事をやれば勝てるレベル。
Bクラスからは、自分のスタイルを出すのは当たり前。
レベルが上がると、そこからが勝負。
誰が見ても勝ちという試合にしないと。
それが出来てないのに、ジャッジに怒りの矛先を向けた自分が恥ずかしいです。
Y介は今回の強い相手にも自分の試合が出来たので、あとはさらにそのレベルを上げていこう。
一緒に考えて頑張ろうかね。

3人目。
Aクラス、M元。2対1勝ち。

この判定は逆に負けたと思いました(^^;
今回は全ての判定がそんな感じ(^^;
M元くんの判定の時、まわりの反応を見てから、勝ったの?とやっとわかったぐらい。

なんで負けたかと思ったかというと、相手が強すぎたから。
この試合は、この日のイベントのトリでした。
Aクラスで一番キャリアがあって、体重が重いクラスの人達がラスト。
M元くんの相手は強くて有名みたい。
リングに上がる時に客席の声が聞こえました。
何人も、
「あの人強いよ」
「まだアマチュア?プロでいいんじゃ?」
とか話しているのが聞こえました。

相手の前回の試合は、セミプロで出場して1RKOで勝っているのは知っていましたが、客席が話しているのを聞いて、「そんなに強いの?」という感じ。
M元くんは久しぶりの試合でブランクは2年。

ヤバいかも・・・(-_-;)

試合が始まって、相手が何発かパンチを出したら、それがすぐ確信に変わる強さ・・・。

あ。マジでヤバい・・・(-_-;)

しかし、M元くんはそんな相手と打ち合ってる。
しかも、まともにもらわずに当ててる。
2R目の打ち合いで、逆に効かせて相手は失速。
そこから自分のスタイルとペースを淡々と続けて、まさかの2対1で勝ち。
客席からも「勝った。すげぇ。」って聞こえました。

セコンド位置から見たら、効かせたパンチのシーンが選手と重なって見えなくて、相手の動きを見て「あれ?効いてる?さっきのパンチ、あれ当たってた?」
というシーンがありました。
これは応援団の席からのほうが見えたかも。

この勝ち方は、本当に気持ちで勝った感じ。
あれだけ強いパンチもらったら普通はひるむけど、気持ちで打ち合ってた。
地力は相手のほうが完全に上でしたが、M元くんは気持ちの強さで打ち勝ちました。
これは本当に私も感心。
大したもんです。
大金星の勝ちになりました。
あとはその中でも、ストレートとローで自分の試合を組み立てるという事も出来たので、とても良い勝ち方。
今回の試合で強化する所もわかりました。
「全敗はしたらいかん」という責任感もあったみたい。
あと、とても気持ちが強い所を見せましたが、ジムに来ない日にインターバルをやって、気持ちが強くなる練習を意識してやっているそうです。
練習が活きてますね。
H田くんは見習って。

今回は3人それぞれにとって、勝っても負けても次に繋がる結果となりました。

選手とセコンドの皆さん、お疲れ様でした。
応援に来ていただいた方、ありがとうございました。
相手のジムと選手、イベントスタッフの皆様、ありがとうございました。

試合のお知らせ

9月21日(日)に、Amateur RISE Nova 福岡・西鉄ホール大会が開催されます。
当ジムから選手が3名出場します。

【大会日時】2025年9月21日(日)
試合開始予定11:15
※設営の関係で開始時間が多少遅れる場合があります。

【会場】西鉄ホール(福岡県福岡市中央区天神2丁目11番3号 ソラリアステージビル6F)

【入場料】1,500円(税込)
・10時45分より受付開始予定
・前売りはありません、当日受付で入場料をお支払いのうえご入場下さい
・未就学児は無料です
・来場者が多い場合、入場制限をかける場合はありますので予めご了承下さい

凄すぎでしょ

もう10年以上、井上尚弥選手の大ファンをしているコーチのてつです。

昨日の試合は凄かった!
今回の相手は「キャリア最大の強敵」と位置づけた相手。
試合前から井上選手が、
「今回は判定決着でもいい」
「どんな形でも、どんな内容でもしっかり勝ちに行く」
と言ってましたが、これが一番怖い。
今までは多少強引に倒しにいってたから、少しヒヤッとするシーンもありましたが、それがなくなるという事。

しかし、今回の相手にそれをどこまで出来るのか?とファンは色々考えたと思います。
今回の相手、アフマダリエフ選手のアマチュアボクシングの成績は、世界選手権銀メダルとオリンピック銅メダル。
アマチュアの成績はプロに直結すると言われているので、アフマダリエフ選手のこの実績は凄い。
それだけ技術があるという事。
さらに、この選手はパワーもあるから怖い。

そんな相手に技術戦で圧勝してしまいました。
何もさせないぐらいの完封勝ち。
凄すぎでしょ。

井上選手は1R目からとても慎重というか、集中した丁寧な戦い方。
最初のほうは私も凄くドキドキして見ていました。
しかし、中盤ぐらいから差が出てきて、相手の見せ場が何もないぐらい。
井上選手が判定狙いで勝ちに徹したら、もう誰も絶対勝てない。と思わせる試合になりました。

今回の勝利で井上選手は、元世界ヘビー級の伝説王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーと並ぶ史上最多タイの世界戦26連勝。
5度目の4団体同時防衛は世界4階級制覇王者サウル・アルバレスを超える世界最多になりました。

このまま生きる伝説になりそう。

KICKBOXINGGYM BLAST

キックボクシングジムブラスト

【本館】
〒862-0962 熊本市南区田迎3-9-8
【FITNESS館】
〒862-0965 熊本市南区田井島2-8-8

熊本市南区のキックボクシングジムBLAST(ブラスト)では、様々な目的・レベルに合わせてキックボクシングの指導をしております。プロを目指す方、ダイエット・運動不足解消を目標とした方など、一般・学生・主婦など幅広い会員様にキックボクシングを楽しんで頂いております。キックボクシングを通して心身ともに鍛えたい方、健康的で美しい身体を手に入れたい方など、一度ブラストに見学しに来てみてください。ご不明な点はお問い合わせ下さい。

TEL・FAX 096-378-8871 / 50坪×2(別館含む)の広いスペース / 更衣室・シャワールーム有 / 駐車場完備

aed設置スポーツジム