あずきとアンパンマン
お盆休みで小栗旬主演の『信長協奏曲』をドラマから映画まで完全制覇したコーチのてつです。
設定が面白いですね。
最後がちょっと残念だったかな。
以前ブログに書きましたが、私はテレビを見ません。テレビをつけている時は映画を流してます。
ですので、最近の情報はYahooニュースを見て知っています。
Yahooニュースを見ていて面白い記事があったので紹介します。
一つ目は、夏らしいお話を。
みなさんは、井村屋が製造する棒アイス『あずきバー 』をご存知ですか?
あずきの固いアイスです。
井村屋グループの経営戦略部の方が、記者さんの質問に答えている記事が載っていました。
Q:記者さん
ホームページには「歯を傷めないようご注意ください」と書かれています。歯を傷めずに「あずきバー」をおいしく食べるコツはありますか。
A:経営戦略部
(1)冷凍庫から出して常温で1分ほど置いてから食べる
(2)冷凍庫から出して電子レンジの弱いワットで数秒温めて食べる
(3)冷凍庫から出して電子レンジでしっかり温めて、ぜんざいにして食べる
(4)ホットミルクに浸して食べる――4つの方法をお勧めします。
Σ( ̄[] ̄;)!!??
って、おい!!
(3)はアイスじゃねーじゃん!!
この記事を読んだ人は、みんなそう思ったはずです。
「アイス」の意味を調べてみたら、
『 氷で冷やすこと。また、冷やしたもの。』
ついでにアイスクリームとは?
『牛乳などを原料にして、冷やしながら空気を含むように攪拌してクリーム状とし、これを凍らせた菓子である。そのうち、柔らかいものは「ソフトクリーム」と呼ばれる。』
しっかり温めた“ぜんざい”は『アイス』でも『アイスクリーム』でもないですね。
それなら「ぜんざい買いましょう」となります。
でも考えようによっては、気分で食べ分けられるという“優れもの”かもですね(^-^)
しかし、夏にしっかり温めた“ぜんざい”はちょっと・・・
そもそも、小豆バーとは?
アイスとして作ったのか?
調べた所、
『ぜんざいをアイス化するといった発想から開発が進められた 。
その硬さはなんとカチカチに冷やして取り出したばかりの状態だとサファイアをも上回る硬度9を誇る(じん性は未測定)。
とはいえこちらは所詮常温なら時間が経過すると硬度が下がる氷菓である事や硬度は外部からの傷の付きにくさを示す数字で砕けにくさ(靭性)を示す数字ではないので普通に歯で噛み砕ける硬さである。』
だそうです。
サファイア上回ってるし(笑)
まさに食べる凶器。
しかも、アイスとして作ってるし。
職場や友人達とで、もし“あずきバー”を食べる事になったら豆知識に
(^-^)
二つ目。
またYahooニュースで見たネタで。
『アンパンチ論争』をご存知ですか?
記事の一文を抜粋すると、
『「アンパンマン」は、主人公のアンパンマンが、悪さをするバイキンマンを「アンパンチ」でやっつけますが、この場面を見た乳幼児が「暴力的になる」と心配する親の声がネット上で見られます。
アンパンチでバイキンマンをやっつけ、「めでたしめでたし」とする話の流れが、「暴力で物事を解決すること」をよしとする考えを植え付けないかという意見です。』
だそうです。
すげーな。
何でも暴力。
今は怒る時のゲンコツも“暴力”と言われるらしいし。
考え方は人それぞれでいいけど、“人の痛みを知らない子”“程度がわからない子”が増えていかないようにだけ祈っときます。
この前も、中2の男の子が
「教科書の事でケンカになった」
と言って同級生を刺し殺しています。
「普通の殴り合うケンカでいーじゃん!」
と私は思うのですが。
暴力禁止が強すぎて今の時代は“殴り合うケンカ”という発想や程度がわからなくなってきているのかも。と考えてしまいます。
痛みを知る為にケンカやゲンコツを肯定している訳ではありませんが、何というか、何でもかんでも暴力というのは・・・
『アンパンチ論争』。
暴力とは何か。アンパンチを見たら暴力的になるのか。ですけど、やっぱりどうしても人それぞれの考え方があるからですね。
もしかすると、
昔から“何でも暴力”という考え方の人はいっぱいいたけど、今のように意見をネットで拡散しないから“おもて”に出てこなかっただけかもしれないし。
人それぞれに感じて、教育したり教育されたり経験したり。
最終的には、人として間違った事をしなければ。なんじゃないかな。
やっちゃう人はやっちゃうし。
この『アンパンチ論争』ですが、私は「最近の若いのは」という考え方はしないようにしています。
それはなぜか。
これについても面白い話があります。
約5000年前のエジプトの遺跡から、
「最近の若者はなっていない。わしの若い頃は~・・・」
という象形文字が見つかったという話や、
古代エジプトの哲学者プラトンも、
「最近の若者は目上の者を尊敬せず親に反抗~・・・」
という記述を残しています。
日本も平安時代の枕草子に、
「最近の若者はあまりに言葉が乱れて~・・・」
と書いてあります。
いつの時代も「最近の若いのは」なんですね。