お風呂2
掃除が大変なコーチのてつです。
このコロナのせいで、さらに別館も増えたこともあり、掃除に時間がかかる・・・。
触る所全てをアルコールで拭いていたら、毎日掃除に1時間すぎるぐらい。
でも見学に来られた方によく言われます。
「ここは他と比べてかなり綺麗ですね。」
妥協せず頑張ります。
さて、前回はお風呂の作用でしたが、今回はお風呂の効果的な入り方です。
まず、疲労のメカニズムを大まかに。
「細胞が過剰に活動したため、老廃物が溜まってしまい、細胞の機能が落ちてしまうこと。」
です。
こうした状態から回復するためには、まず老廃物を取り除くこと。そして、酸素や栄養分を補給することが必要となってくるわけですが、この両者をともにかなえてくれる機能が持つのが、体内を巡る血液です。
血液循環をスムーズにすれば、疲れはとることができます。
前回のブログ「お風呂」で紹介した1と2の作用です。
疲労の回復を目的とする場合、医学的に正しいとされる入浴法には、3つのポイントがあります。
1、温度
2、浸かる時間
3、お湯の水位
まず1、温度
「お湯の温度はぬるめの40℃」
休息を司るのが「副交感神経」。
がんばる時にはたらくのが「交感神経」。
40℃程度は副交感神経が優位になる温度です。
この温度は幅広い年齢層・体力層に負担が少ない上、自律神経をリラックスモードに切り替えてくれる程よい熱さです。
42℃を越える温度は交感神経が優位になり活動モードになります。
出勤前などの「これから頑張るぞ!」というタイミングで試してみてください。
2、浸かる時間
「10~15分」
長湯は心身の負担になりかねない場合がありますので、温浴時間は10~15分が良いです。
その分、毎日浸かることが健康長寿の秘訣です。
3、お湯の水位
「全身浴で効率UP」
湯量が半分の半身浴だと、前回紹介した作用もほぼ半減しますので、肩まで浸かることが良いです。
美肌やダイエットを目指す上でも、肩まで浸かることが良いそうです。
4、オマケ
「お風呂上がりにすぐ寝てしまうのは良くない」
[体温が温かい=まだ交感神経が優位]
なので、就寝前は体温を下げることが重要です。
温浴で上がった深部体温(内臓などの温度)は、その後、約1時間ほどで急速に下がるので、良質な睡眠を得るためには、就寝する1~2時間前の入浴がベストです。
「ヒートショックに注意」
ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が上昇して、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まることです。
予防策は、脱衣所や浴室をあらかじめ暖めておくこと。
温度差が5℃未満になることが理想的とされています。
5、疑問
「フミさん入浴法」
久しぶりにブログ登場。フミさんネタです。
フミさんからネタの許可がおりました。
フミさんはお風呂好きで、熱いお湯に半身浴で毎日1時間入るそうです。
お風呂でかなり汗をかくのが好きだとか。
そこで疑問が生まれました。
今回説明した内容の
「美肌やダイエットを目指す上でも、肩まで浸かることが良い」をフミさんは→「半身浴」
「ぬるめのお湯」→「熱いお湯」
「入浴時間10~15分」→「1時間」
です。
今まで説明した事と全て逆の事をやっています。
しかし、見ての通りフミさんは年齢不詳で、みんなに美人と言われ、さらにスタイルも良いです。
「美肌やダイエットを目指す上でも~」の所が気になる所ですが、逆の事をしています。
そこで調べてみました。
「汗をかくことは、究極のデトックスです。老廃物や余計な水分を排出することで新陳代謝が上がり、免疫力・体力アップ、美肌効果が期待できます。」
だそうです。
なるほど。
交感神経とか副交感神経とかではなく、汗をかく入浴法ですね。
フミさんは岩盤浴とかも好きだそうです。
今回のブログ「お風呂」で紹介したメインは、疲労の回復法です。
フミさん入浴法は”美”です。
美を目指す方は試してみてはいかがでしょうか?
追記
今回「お風呂」「お風呂2」で紹介した内容は、ある情報誌に書いてあった内容をわかりやすく書き直したものです。
資料によっては違うことがあるかもしれません。