試合のオマケ話
前回の続きで、セコンドの話。
今回、坂元くんはセコンドの仕事をミスする事なく出来たのか?
皆さん気になっている事だと思います。
【第1部】
出発時間。
この日は07:15にジムを出発です。
これは結構ギリギリで時間計算しています。
余裕を持った時間設定は大事ですが、朝が早すぎると選手はきついし、待ち時間が長いと疲れます。
昼に出発する場合は、渋滞につかまる可能性が高いので早めに出ますが、朝早い出発の時はギリギリで計算しています。
だから、高速で気持ち速度を出して、時間を巻く感じ。
私は集合場所に、かなり早めに来ています。
選手を待たせるわけにはいきません。
選手も出発10分前にはみんな来ます。
この日は07:00にはみんな集まったかな。
しかし坂元くん。
なんと、07:13に到着。
出発2分前て・・・。
選手でもない。
車の運転もしない。
メインセコンドでもない。
なのに、ギリギリに到着。
まぁしょうがない。坂元くんだから。
本館の人も何人か、彼の事を「社長」と呼んでるからね。
社長出勤ってやつ。
来てから、
坂元:「うわ。最後ですか?すみません!」
って言ったけど、
いや。社長だから別にいいんよ。
それに遅れたわけじゃなくて、時間には間に合ってるし。
でも、その後がいけなかった・・・。
普通に接すると面白くないので、私が冗談で、
私:「マジで信じられん。みんな06:50ぐらいには来てたから、かなり待っとったよ」
と、いつものどうでもいいウソをついたら、
坂元くんが焦って、
坂元:「来る時にお腹が痛くなってトイレに行って(;´д`)。本当はそのくらいの時間には着きました。」
って。
それ絶対ウソやろ!
今まで1度も、そんな早く来た事ないくせに!
小学生みたいなウソつきやがった。
【第2部】
坂元くんの初メインセコンド。
今回の試合順は、3人連続で同じコーナーから入る事が出来たので、その3人の一番最初のメインセコンドに坂元くんをつける事にしました。
今後、私が試合に行けない事があるかもしれないので、その練習のためです。
同じコーナーから3人連続なんて、めったにないので、今回は練習にいいと思いました。
⬇こんな感じで3人連続。
ヘッドギア付けた3人は全部ウチの選手。
⬇おまけで一部拡大
(S誠チャンピオンは、試合直前にカメラ目線でこの余裕。さすが2冠。
HPの入賞・受賞者に載せてあります。)
アマチュアは、コーナーにつけるセコンドは1名です。
そのセコンドがインターバルの水だったり、指示を出します。
同じコーナーから連続で入ると、次の選手に私がついていてすぐ後ろにいるので、指示は私が出せばいいと考えました。
だから、坂元くんがメインセコンドでも問題ありません。
しかし、ここで私が本当にキレる事案が発生。
セコンドの仕事で坂元くんがさっそくミス。
完全にアウトなやつ。
しかも2回もやってしまいました。
何をやったかは書きませんが、運営側が絶対に守ってほしい事だったので、LINE配信からルール説明の時まで、何回も言われている所。
しかも簡単な事。
坂元くんはもうかなりの数で試合について来てるし、ルール説明もしっかり読んで聞いているから、大丈夫だろうと思っていた私が甘かった・・・。
1回目は私が気付いて、後ろから大きい声で指示しましたが間に合わなかった。
その次もまた同じ事をやったので、さすがに頭にきたし急がせるために、私は大きい声で
「○○○だろうが!!」
と言ってしまいました。
今回は笑いのネタではなく、本当にキレました。
ジムとして、やったらダメなやつだから。
運営側から「あのジムは」と見られるかもしれません。
今回は「坂元くんだから。」では済まされないやつ。
3人連続で入る所で、2回も連続でミスとかありえんやろ(怒)
笑えないネタは提供しなくていいって(怒)(怒)
坂元くんはメインセコンドにつきましたが、その選手を育ててないから、試合中の指示はわかりません。
でも、指示は私が出すから、坂元くんは良い攻撃が当たったら声を出してアピールするだけ。
試合後に、
私:「あ。そういうば坂元くん、声を全然出してなかったね?」
坂元:「いや。めっちゃ出してましたよ。1回でもう喉が枯れてるぐらいです。」
私:「いや。全然聞こえなかったよ?ねぇS誠。聞こえた?」
S誠:「てつさんの声しか聞こえなかったです。」
って。
声出しの練習もいるか。
普段の声も小さくてよく聞こえないし。
次に自衛隊でやってた発声練習でもさせるかな。
ちなみに、坂元くんがせっかくメインセコンドについたけど、応援に来たくれた会員様達は誰も気付いていませんでした。
残念( ´△`)
次に坂元くんがメインセコンドにつく時は、事前に応援の人達に知らせるので、「坂元ファイト~」とか声をかけてあげてください。
試合の時は怒ったけど、帰りは楽しく帰りましたよ。
坂元くんも笑って話していました(^-^)
ん?
失敗を反省してなかった?
いつかはウチから有名チャンピオンを出して、そのセコンドに坂元くんがついて、この過去の話が笑い話になる事を願っています。
という事で、今回も頑張った坂元くん。
今後の成長に期待します。