育てる
この前やっとメモ紙を整理しようと思ったコーチのてつです。
私が会員様の指導メモを取っている事は、皆様ご存知かと思いますが、あれもたまに整理しないといけません。
結構な量を書き込んでいるので、いらない紙を抜いて整理をしないと、かなりの量になっていきます。
だいたい1ヵ月か2ヵ月ぐらいで整理しますが、しばらく面倒で先延ばしにしていたら、4ヵ月か5ヵ月分ぐらいためてしまいました。
そしたら、ファイルの金具が閉まらなくなってきたので、さすがに整理する事に。
いつもは普通に捨てるのですが、今回はたまった量にウケたので写真を撮ってみました。
ソファーに広げて置いたら、こんな感じ↓
小さい字で、A4の紙にびっしりです。
重ねると↓
このくらい1人1人を一生懸命見ています。
これを見ると、自分でも
「すげー」と思ってしまいます(笑)
ここまでやるから、いつも疲れるんですね(^^;
まだジムが出来て4年ぐらいだけど、全体のレベルが上がって、試合の出場クラスも上がり、長年やっているそこら辺のジムより、試合に出る人数がはるかに多いです。
プロのオファーもきました。
私は、ただ教えるのではなく、1人1人を育てるという感覚でいますので、全員が成長していくのがウチのジムの特徴。
ただ教えるだけなら、そんなの簡単で疲れません。
全員を育てようとするから疲れる。
かなり前に、あるジムの会長と話していて、その会長が、「以前いたジムを辞めた理由は”会員を育てない”から。だから自分でジムを作った。」と言っていました。
「ただ教える」と「育てる」の違い?
私の感覚で例えると、
道を聞かれて、
Q「◯◯はどこですか?」
A「右のほうです」
で終了。
↑これは、ただ教える。
育てるは↓
Q「◯◯はどこですか?」
A「右行って左行って右のほうですけど、一緒に行きましょう。」
さらに、
A「右とはこっち側で、左とはこっち側。この道は・・・歩き方は・・・」まで説明して、
さらに目的地に着いてから、
A「着いたから、次の目的地まて案内します。でも、あなたの歩き方は・・・」
さらにさらに、
A「家に帰るまでついて行きます。」
と、ここまでする。
この例えは、ただのウザい人か。
いや・・・怖い・・・。
でも、こんな感覚で全員を指導しています。
とにかく、全員を絶対に上手くしたい、強くしたいという信念を持ってやっています。
みんなの成長が目に見えてきて、結果も出てきているので嬉しいです。
これからも頑張ろう。
色々書きましたが、なんやかんや言っても、一番は会員様の努力。
こんなに厳しい上に喜怒哀楽が激しく、色々と面倒な私を信じてついてきてくれて、一生懸命頑張っている会員様達は最高です。
全然出来なかった人が練習して出来るようになったり、前回試合で負けたのに次は勝てたりしたら、嬉しくていつも泣きそうです。
私の自慢の会員様達です。
ちなみに、何店舗もないのに、上のクラスから下のクラスまで選手が多く出ているジムは、育てるジムなので強いです。
そういう所と試合で当たったら気を付けましょう。
最後に、話は変わりますが、
いつも鍼でお世話になっている創漢堂さんに、塗り薬をいただきました。
手作りの「紫雲膏」という塗り薬。傷などにとても良いみたいです。
フミさんも、この前の試合で出来たアザに塗ってもらったそうです。
ウチのジムではよく使うだろうと、準備してくれていました。ありがたいです。
擦り傷は多いので、どんどん使おうかな(^-^)