Kちゃん

ブログネタがなくなったコーチのてつです。

が、しかし!

どうしようと悩んでいたら、とても面白いネタを提供してくれた人がいました!

ネタの提供者は会員のKちゃん。
Kは何人もいるけど、前回のフミさんのブログ『春爛漫』に出てきたKちゃん。女性です。

『代表に「不器用だ」と何度言われても
コツコツコツコツ頑張る姿が・・・』
と書いてあったKちゃん。

本当に不器用だけど、すごくすごく頑張ってだいぶ上手くなってきました。
自分が不器用とわかっていながら、まわりの人達に追い越されながらもコツコツと頑張る姿は、すぐあきらめる人達に見習ってほしいぐらいです。

(※Kちゃんは、2021年5月6日のブログ『HAIR STYLE』と、2021年5月24日の『ブログの感想』に出ています。暇だったら読んでみてください。)

そんな頑張り屋さんのKちゃん。
面白い一面があります。
これはKちゃんが、対人練習をした時にやってしまう事です。

初めてそれを見たのは、S代さんと対人練習をした時。
S代さんはキックありのマスは初めてだったので、女性に相手をしてもらおうかな?と考えている時にKちゃんを発見!

私:「ねーねー。Kちゃん。S代さんが足ありのマスは初めてだから、軽く相手をしてくれん?本当に軽くゆっくりでいいから。」

Kちゃん:「いいですよ」

この日は練習している人が多く、私はバタバタしていたので、1分ぐらいその二人の動きを確認してから、

私の心の声:「Kちゃんも対人練習の先輩だし、色々と話しながら軽く楽しくするだろうから大丈夫かな。」

と考えて、後は全部Kちゃんに任せてその場を離れ、他の人の指導にまわりました。

対人練習をした事がある人ならわかると思いますが、まだ初心者の頃は先輩から教えてもらうような感じで、軽くゆっくり相手をしてもらいます。
対人練習の時間や、ペース、休憩まで、先輩がリードしてあげないと、新人さんはよくわかりません。防具の付け方や片付け方まで。
私が指示する時もありますが、ここら辺は自然にみんなしてくれています。

KちゃんはS代さんより、対人練習の先輩なので後は任せました。

しばらくして、リングの上を見てみると・・・

あれ?

S代さんが防具フル装備のまま、リングにずっと1人で立ってる。

Kちゃんはどこ?

と思って、Kちゃんを探してみたら、

Kちゃんは防具を全部片付けて、更衣室から出てきて、満足した顔でタオルで汗を拭いています。

あれ???

S代さんはリングでずっと立って待っているけど、対人練習終わったの???

と思って、S代さんに声をかけてみると、

S代さん:「え?Kさんは何も言わないでリング降りて行きました。よくわからないから待ってます。」

私:「え!?」

私:「Kちゃん!Kちゃん!S代さんリングで待ってるよ?終わったの?」

Kちゃん:「え?1Rして終わりましたよ?」

私:「え?たった1R??ていうか、S代さんに終わるって言ったの??」

Kちゃん:「言ってないかも・・・」

私:「ひどい!S代さんずっとリングで待ってたよ!」

Kちゃん:「すみません!!!」

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それから月日は流れて・・・。

Kちゃんが対人練習をしたかったのか、相手をしてもらえそうな会員様達に声をかけていました。
やっと相手を見つけて対人練習開始。
この見つけた相手の人をXさんとします。
おそらくXさんはこの日疲れていたのか、対人練習をやるつもりはないという顔をしていましたが、Kちゃんに誘われたので渋々、対人練習の相手を承諾していました。

そしたら、その二人の中に対人練習をしたい人達がどんどん入ってきて、みんなで対人練習をするような状態になってきてしまいました。

しばらくして、リングの横を見てみると・・・

Kちゃんが満足した顔で、1人だけ防具を外して片付けて終わってる。

私:「え?KちゃんKちゃん!みんなまだマス頑張ってるけど、やめるって言ったの?」

Kちゃん:「いえ?言ってないです。いっぱい人がいるから、もういいかなと思って。」

私:「いやいや!Kちゃんが誘ったXさんを見てん!すごくきつそうに必死に頑張ってマスしとるやん!!
Xさん巻き添えで、途中でやめられん状態になっとるたい!
自分がXさんを誘っといて、自分だけ満足したら1人で勝手にやめたと?
Xさん可哀想やろ!」

Kちゃん:「すみません!!!」

--------------

それから月日は流れて・・・。

つい先日の話。

私の心の声:「M美さんの対人での距離感や、ガードの練習をもっとしたほうがいいな。誰か手頃な相手いないかな?」

あ!

Kちゃん発見!!

私:「KちゃんKちゃん!M美さんのマスの相手出来る?接近戦なしで。少し距離をとって蹴り多めでガードをしっかりやるような感じで。Kちゃんの練習にもなるやろ?」

Kちゃん:「いいですよ」

しばらくして、リングの上を見てみると・・・

あ!!

M美さんがリングで1人で立ってる!!

しまった!!
またか!!
Kちゃんはどこ??

すると、Kちゃんは満足した顔でリングを降りて、トコトコ歩いて防具を片付けに行っています。

私:「Kちゃん!Kちゃん!M美さんにやめるって言った?」

Kちゃん:「え?2Rしましたよ?」

私:「なんやその2Rって!ていうかマス終わるって言った?」

Kちゃん:「言ってないです。マスは2Rで終わりでしょ?だってミットとか全部2Rだし?」

私:「対人練習は関係ないて!だいたい2Rってミットだけだし。ていうか、とりあえず終わるってM美さんに言わないと!」

私:「M美さんすみません!この子こういう所があるんですよ!」

Kちゃん:「すみません!!!」

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Kちゃんは自分が満足したら、相手に何も言わず1人で勝手にやめる常習犯です(笑)

「これをブログネタにするね」とKちゃんに事前に確認を取ったら、

K:「やめてください!前回もそうだけど、私が嫌な人になるじゃないですか!」

と言われました。
(前回って、以前ブログで書いた私の腹を蹴ってきた話。)

いやいや。違うよKちゃん。
まず、「Kちゃん」じゃ誰かわからんし。
それにこれを書いておけば、もしまたこういう事があっても、みんな理解してくれるやろ?
オレが知っているだけでも3件ばい?
他にオレが知らない所で、それをしていたらヤバいって。フォローしてないし。
黙っていきなり途中でやめたら、相手の人は「何???」ってなるやろ。
もしかしたら相手の人は、
「何か私がKさんに失礼な事をしたから、何も言わず怒って途中でやめてしまったのでは?」
って思っているかもしれんよ?
Kちゃんで誰かわからんかもしれんけど、もしオレが知らない所で、こういう目にあった被害者が過去にいたのなら、
「あー◯◯◯さんの事か。そんなに抜けてる所があったのか。それならしょうがない。」
と納得してくれると思うし、
さらに今後、もしまたやってしまっても、
「Kちゃんて◯◯◯さんの事だったのか!しょうがないな。」
となると思うし。
みんなに、このKちゃんのクセを知っておいてもらわないと。

BLASTの皆さん。Kちゃんは真面目で一生懸命で、すごくすごくいい人ですが、こういう”抜けてる”一面があるだけです。

みんながこれを知れば、これからは温かい目で見守ってくれるようになるから大丈夫。
気にせず練習に集中してね(^-^)

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