水の効果①
先月、腰が痛くなったコーチのてつです。
ぎっくり腰まではいきませんでしたが、その1歩手前ギリギリ。
油断したら腰が抜けそうな感じでした。
まともに動けないので、まわりには「それはもうぎっくり腰」とか言われたけど・・・。
原因は色々ありますが、1つは結構前から痛くなっていたのに、「まだ大丈夫だろう」と体のメンテナンスの時間とお金をケチッてしまった事。
それで「もう無理」という限界まで来てしまったというバカな結果です。
まだ自己管理が出来ていません。
懲りないバカです。
申し訳ございません。
今は鍼治療に行っているので、もう普通に動けます。
もう1つの原因は、おそらく水分不足。
そういえば、最近はほとんど水を飲んでいませんでした。
多くの人がそうだと思いますが、冬になると水を飲む量が減ってしまいます。
「水分不足で腰痛?」となりますよね?
以前、水分不足と腰痛の関係を何かで聞いた気がすると思って、今回は色々調べてみました。
冬になると腰痛の人が増える大きな原因は2つ
●寒さで体が冷えると、筋肉や血管が収縮して、血行不良により筋肉が硬直するから。
血流が悪くなると、筋肉に十分な血液や酸素が行き届かず、筋肉が緊張しやすくなります。
筋肉が緊張すると腰に負担がかかります。
●水分不足による背骨のクッション性の低下
背骨の椎間板は、骨と骨の間にあるクッションの役割を果たしています。
腰痛の一因となる椎間板は、水分を多く含むゼラチン状の核と、その周りを囲む強い繊維から構成されています。
椎間板の約75%は水分です
水分が豊富な状態の椎間板は、柔軟性を保ち、衝撃を吸収する能力が高まります。
しかし、水分が不足すると、椎間板は乾燥し、柔軟性を失い、結果として腰痛の原因となります。
⬆先に挙げた「血行不良による筋肉の硬直」も、実は水で解決です。
必要量の水分を取ると、
●血行を促進する
血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体であり、血漿のほとんどが水でできています。
水分を必要量摂取することで、これらの働きが正常に保たれます。
●筋肉に柔軟性が出る
水分を体に貯める「貯水庫」の役割を果たしているのが「筋肉」と言われており、筋肉の約75%が水分から出来ています。
水分の摂取量が少なくなると、筋肉も干からびてしまい、体の柔軟性も失ってしまいます。
したがって、筋肉は水分をしっかりと含んだ状態であれば伸び縮みができますが、水分が不足しているカラカラの状態では伸び縮みができなくなくなります。
という事で、水を飲むというのは腰にも大事な事です。
「腰痛の9割は水で治る」という本を出している先生もいました。(⬅ググっていたら出てきた本。内容は読んでいません。)
それでは、必要な水分量は?
1日の必要水分摂取量の目安は、体重1㎏あたり、30ml~40mlです。
体重60㎏の場合
60㎏×30ml~40ml =
1,800ml~2,400ml(1.8L~2.4L)
・年齢、食事、活動レベル、天候の影響も受けます。
・運動をしたりサウナで汗をかいたりしたら、これにプラスアルファします。
・飲水量だけでなく、食事からとる水分も含まれます。
※年齢別必要量
30歳未満=40ml
30〜50歳=35ml
56歳以上=30ml
私達は運動をするから、少し多めって事でしょう。
あと注意する事は、トイレの回数がかなり増えるので大変です(^^;
今回は腰に関する事を書きました。
水は他にも色々と良い効果があるので、次にまた書きたいと思います。