水の効果②
水を1日3リットルぐらい飲んでいたら、1ヶ月後は体重が減ってきたコーチのてつです。
腰を痛めているので運動はしていませんが、体重が減ってきました。
水は色々な良い効果があるみたいです。
調べてまとめて、その理由まで書いていたら文章が長くなったので、暇な時にでも読んでください。
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前回は、
●血行を促進する
●筋肉に柔軟性が出る
●椎間板が柔軟性を保ち衝撃を吸収する
という効果をあげました。
他には、
●血流が良くなると代謝が良くなる
体内の水分が不足すると血液中の水分も不足します。血液の約80%は水分なので、水分が不足すると血流が滞り、いわゆるドロドロ血液になります。
ドロドロした状態の血液は、老廃物がたまってスムーズに流れません。
血液は老廃物を運ぶ役割を担っているため、血行が悪いと老廃物が体内に蓄積されてしまいます。
水を飲んで血液の水分不足が解消されると血流も良くなります。
血行が良くなり、身体の各所へ栄養や酸素を運ぶスピードが上がるため、細胞の活性化が早くなる=代謝が上がります。
栄養や酸素をスムーズに運べるようになり、老廃物もしっかりと排出できるようになれば代謝がアップします。
代謝がアップすると同じ運動量でも効率良く脂肪燃焼やカロリー消費ができるようになります。
細胞が活性化されると、免疫機能が高まるとも言われています。
また、血液には脂質や糖、塩分を排出する役割もあるため、水を飲むことで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防に役立ちます。
●便通が改善される
男性よりも女性の方が喉の渇きを感じにくいと言われており、便秘が女性に多いのもそのためです。喉が渇いてからではなく、意識的に水を摂ることが大切です。
便秘は、水分不足により便が硬くなっている状態です。
水分を含んだ柔らかい便であれば排泄できる可能性が高いでしょう。
●むくみの改善
むくみの最大の原因は、水分不足から脳が汗などを出さずに水分をため込むように指令を出すことです。
体内の水分量がキープされると、水分を体がため込まないため、むくみの改善につながります。
●ストレス軽減
水に含まれるマグネシウムやカルシウムには、心を落ち着かせる「鎮静作用」があると言われています。
怒り、不安、悲しみなどの“負”の感情が沸いてきたら、水を飲むとリラックス効果を得ることができます。
就寝前などに水を飲むことで寝つきが良くなることもあります。
●肌のうるおい
体内の水が足りなくなるとヒアルロン酸が減り、肌の乾燥が進みます。水は肌の生まれ変わりをサポートし、みずみずしく若々しい肌を保つのに役立ちます。
年齢を重ねるごとに細胞内の水分量は低下していきます。
そのため、水分量を補い体内から潤すことで「肌荒れ」「小じわ」「くすみ」「クマ」などの防止に繋がります。
また、肌トラブルの原因となる「老廃物」や「食品添加物」といった有害物質も排出してくれます。
●体温調節が適切に行われる
水を飲むことで体温調節が適切に行われることも期待できます。
水は蒸発する時に熱を奪う性質を持っており、汗をかいた時にこれが作用します。
気温が高い時や運動をした時に汗をかくのはこのためで、この作用のおかげで体温の上昇が抑えられます。
●疲労回復を早める
筋肉にはグリコーゲンと呼ばれる糖の一種が蓄積されており、これを「筋グリコーゲン」といいます。筋グリコーゲンは、筋肉を収縮するためのエネルギー源となるため、私たちの身体にとって必要不可欠です。
そんな筋グリコーゲンが分解される際には、同時に疲労物質である乳酸も生成されます。身体に十分な水分があれば血液が効率よく乳酸を運ぶため、疲労回復が早まったり、筋肉痛が緩和されたりする可能性があります。
●関節や筋肉の不調を改善
むくんだり、硬くなった筋肉は血管や神経を圧迫します。その結果、痛みや痺れ、冷えも発生しやすくなります。
筋肉の動きが悪くなると、疲れやすくなったり、怪我をしやすくなります。
関節の圧力もかわるので、関節痛が発生するリスクもあります。
水を飲むことで、筋肉に柔軟性が出て改善できます。
●腎臓・泌尿器系の病気の予防
水分を多く摂ることで尿の量が増えます。
すると腎臓、膀胱、尿道などに入り込んだ細菌が繁殖する前に尿とともに排泄され、膀胱炎などの尿路感染症をおこしにくくします。
尿の濃縮を防ぐことで、結石なども作られにくくなります。
特に女性は体の構造上尿道が短く、細菌が体の中に入って膀胱炎などになりやすいといわれています。
また水分が少ないと腎臓に血液が十分にいかず、腎臓そのものの機能が弱まってしまい、腎臓の病気にかかりやすくなってしまいます。
●満腹感が得られて、食欲を抑えられる
無駄な間食を防ぐには、お腹が空いたときに水を飲み、空腹感を抑えることが有効です。
食事中も意識的に水を飲むようにすると、食べるペースがゆっくりになり、時間をかけて食事ができます。
●水を飲むだけでダイエットに効果があったとする研究
「毎食30分前に500ミリリットルずつの水を飲む」事によって、12週間後に平均4.3キロ体重が減少したと、英国のバーミンガム大学の研究者が医学誌「obesity」に発表しています。
この研究のポイントは、「水をとるタイミング」にあります。
3食のうち1食だけ水を飲んでも効果は確認出来ませんでした。
毎食の食事の30分前に500ミリリットルの水を飲むことにより、血液が希釈され、食後血糖の上昇を抑制しているのではないかと推測されます。
【水分補給の注意点】
※水分が多い食品も摂取する
すべてを飲料水から摂取するのは難しいため。
※冷やしすぎない
冷たい水は吸収スピードも速く、急速に身体を冷やします。そのため、冷え性や便秘を引き起こす可能性もあります。
※一度に大量に飲まない
一度に大量に飲んだとしても全ては吸収されません。吸収されなかった分は尿として排出されてしまうため、効果的な水分補給とは言えなくなります。
※喉が渇く前に飲む
「喉が渇いた」と感じる時には、すでに体内の水分は不足しています。つまり、脱水が始まっているということです。
※お茶やコーヒーは注意
利尿作用があるため、体内の水分を排出してしまいます。
※ジュースなど糖類の多いものも避ける
スポーツドリンクでの水分補給は、糖分や塩分の過剰摂取になる可能性があるため、飲みすぎに注意。
※飲酒は水分補給になりません。
むしろアルコールの分解には水分を必要とするため逆効果になります。
また、アルコールには利尿作用があります。アルコール飲料の中でも、ビールは特に利尿作用の強いアルコール飲料です。
ビール1Lを飲むことで、身体の水分が1.1Lも失われると言われています。
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色々調べてまとめましたが、感想を言うなら、
水は凄い!!
筋肉に柔軟性を持たせて、関節の怪我予防になり、疲労回復が早まり、筋肉痛が緩和される。
スポーツをしている人は意識して水を飲んだほうが良いですね。
ていうか、スポーツをしている人こそ、しっかり飲まないとダメですね。
さらに、アンチエイジング効果もあり、病気も予防。しかも痩せる。
魔法の薬やな。
私は現役の時、ジュースを買うお金がなかったので、大きい水筒に氷と水を入れていましたが、それが良かったみたい(^^;
今思い出せば、陸上の有名学校の選手達が通っている整体に以前行きましたが、その先生は「とにかく水を飲め」と言っていましたね。
(⬆私は頭を打たれすぎたせいか、過去の記憶が抜けている所があります。この言葉以外、先生の事や場所は全て忘れてしまいました。)
ちなみに、
ウチのジムにある酸素カプセル(高気圧カプセル)は圧を高めて血流を良くします。
血流を良くするだけでも、今回書いたような色々な効果があるので、とても良いと思います。