やっぱ。危ねーな。

まだ火曜なのに朝起きた瞬間、土曜かと思ってしまったぐらい疲れているコーチのてつです。

この前、たまたまYahooニュースの

『調理師死亡は「過労が原因」大阪地裁が認定 』

という記事を見ました。

『毎月の時間外労働は1年間の平均で約250時間に上った。過労死ライン(月80時間)の3倍以上で、多い月では300時間近かった。』

と、ありました。

時間外で300時間はヤバいでしょ。

現在の労働行政では、過労死ラインは80時間(月に20日出勤とすると、1日4時間以上の残業・12時間労働)とされています。

月に20日勤務で12時間労働。
て事は、月に240時間働けば過労死ライン。

この記事の人は時間外で300時間なので、
1日8時間×20日=160時間(通常労働時間)
160時間+300時間(時間外)=460時間。

通常労働時間は160時間。
過労死ラインは240時間。
この記事の人は460時間。
多すぎますね(・・;)

興味が出たので、私も計算してみました。
というのも、休まず動き続けて疲れがハンパないので(^^;

計算した所・・・

あれ?

月に320時間?

記事の人ほどではないけど、軽く過労死ラインの平均の240時間を超えてる・・・。

そりぁ、きついはずだ(^^;

過労死の前兆も調べてみたら・・・。

結構、当てはまる項目が・・・
(; ゜ ロ゜)

ウケる(笑)。

でも、誰でも普通に240時間ぐらい超えそうだけど。

皆さんは月に何時間働いていますか?

さて、『危ない』という題で始まりましたが、私の過労死ラインもありますが、最近練習中に立て続けに怪我が二件ありました。

しかも、滅多にないような怪我です。

一件は鼻の骨にヒビ。
もう一件はアゴの骨が2ヶ所折れました。
アゴの骨はプレートで固定する手術をするほど大怪我です。

一件目の鼻のヒビはパンチを顔面にもらったのですが、これはマスだったので、思いっきり打ち抜くようなパンチではありません。
(※マスとは軽くする対人練習)
しかもグローブは大きめの14オンス。
ウチのマスはライトスパーぐらいにはなりますが、それでも打ち抜くような思いっきりは絶対ないです。
(※ライトスパーとは少し強めの対人練習)
打たれた後の鼻血は滝のように出ていました。
鼻血で水溜まりが出来るぐらい。
ガンガン本気で打ち合うスパーや試合でも、滅多にここまでならないです。
それが軽くしているマスでなってしまいました。

もう一件のアゴの骨折ですが、これはハイキックによるものです。
アゴを折られた人はプロテクターがアゴまであるTWINS(←メーカー)のヘッドギアをしていたし、蹴った人はレガース(←スネ当て)もしていました。
これもマスです。
蹴った人は体重も軽く60kgないぐらいで力もないです。

他のジムで長年やっていた人達に話しても
「えっ Σ( ̄[] ̄;)!??聞いた事ない」
となるぐらいです。

試合ならまだしもマスだからですね。

私も高校から社会人までボクシング、それから自衛隊の戦場格闘技をして、プロでキックボクシング、ジムの指導者まで長年格闘技をしていますが、この手の怪我が軽い練習で出る事はなく全然聞かないです。
しかもそれが二件立て続けに起こってしまいました。

私の場合、プロの試合の時にハイキックでアゴを蹴り抜かれたり、アゴを膝蹴りで打ち抜かれて失神したりしましたが骨は何ともなかったです。
もちろんプロだから防具なし。
しかも70kgの階級。

と、これを話したらK君が
「てつさんは骨が強いんですよ!」

あ。そうかもね。

でも、選手みんなそんな感じばい。

ハイキックと膝をもらって失神している時の情けない写真↓

この頃は練習不足と、まだ経験が足りませんでした(-_-;)

でも、私も色々な場所を骨折したし、ありとあらゆる怪我をしてきました。
格闘技は怪我が当たり前と思っているから骨折・ヒビ・脱臼でお金が出る保険に入っているので、私の場合は骨折・ヒビ・脱臼のたびに喜んでました。
手の親指が逆さまにひっくり返った時は、見た瞬間「あ」とは思ったけど、「ラッキー」と考えてしまうぐらい感覚おかしいです(^^;

あ。話がそれた。
話を戻して・・・

マス(軽い対人練習)とは言っても、打つ側の技術がないと、ムダに強く当ててしまいます。

でも、今回の怪我は技術がなくてムダに強く当てたからといっても、そう起こるような怪我ではなく、スパーや試合でもなかなか聞かないので、たまたま悪いタイミングが全て重なってしまったのか・・・。

また、折れた人達は骨が弱いのか・・・。

「カルシウムはとってる?」
と聞いたら、
「牛乳は飲んでます」
と言います。

そこで骨を調べた所、

骨はカルシウムとたんぱく質の一種であるコラーゲンからできています。
鉄筋コンクリートのような構造で、カルシウムがセメント、コラーゲンが鉄筋だそうです。

コラーゲン不足かな。

あとタバコもいけないらしいです。
カルシウムの吸収を妨げるみたい。
タバコを吸っていると骨折の危険が高まり、タバコをやめれば危険度は低下するそうです。
骨密度が5~10%低下させる報告が出ているとか。
10%はかなりのものです。

今回、骨が折れた人はタバコを吸っています。
そういえば、よく考えてみれば私も自衛隊の時はタバコを吸っていたけど、その時の骨折回数は多かったような・・・。

また、骨折した場合、タバコを吸っていると骨の付き具合が悪くなるとあります。
他の怪我の回復も遅らせるみたいです。

タバコは百害あって一利なしですね。
格闘技をするならタバコは止めましょう。

折れた人達の骨が弱いと言ってしまえばそうなんですけど、私達のやっている事は、人間の壊し合いなんだなとつくづく実感します。
それと同時に、それだけ格闘技というものは強くなるんだなと思います。
今回の怪我のように、簡単に人間を壊してしまうので。

以前、会員様に
「格闘技やってて強くなりますか?自信がないです。」

みたいな事を言われた時に答えたのですけど、

今の練習で最低でもサンドバッグ5Rとミット2Rは殴って蹴っています。
しかも、ただ殴る蹴るではなく、無駄な動きをなくして体重をのせる打ち方を練習しています。
3秒に1発打ったとして1Rに60発。
7Rで420発。
週に3日来てたら1週間に1,260発。
1ヶ月で5,040。1年で60,480発です。
これをさらに、相手の攻撃を防御して、動いている人に当てる練習までします。

そこらへんの一般人が60,000発も体重をのせる打ち込みをやって、それを人に当てる練習なんてしているはずがありません。
あくまで60,000発は1年間で計算した最低ラインです。

人間を壊す練習をこれだけやってるって・・・

変態ですね(笑)

いや。変態は冗談として(^^;
格闘技って危ないですね(^^;
凶器と言われるのもわかります。

あ。でも、わかってると思いますがケンカをして試さないでくださいね。

それと先日、アゴが折れて入院している人の所へお見舞に行ってきました。
口が動かせなくて固定していたので、思いっきり笑わせてあげました(笑)

最後に話は変わりますが。

入会を検討されている方で、このブログを読んでいる人がいるかもしれないので書いておきます。
今体験のお問い合わせが非常に多く、順番待ちをしていただいている状況です。
今現在で一番早くて、7月からになります。
大変申し訳ございません。

KICKBOXINGGYM BLAST

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熊本市南区のキックボクシングジムBLAST(ブラスト)では、様々な目的・レベルに合わせてキックボクシングの指導をしております。プロを目指す方、ダイエット・運動不足解消を目標とした方など、一般・学生・主婦など幅広い会員様にキックボクシングを楽しんで頂いております。キックボクシングを通して心身ともに鍛えたい方、健康的で美しい身体を手に入れたい方など、一度ブラストに見学しに来てみてください。ご不明な点はお問い合わせ下さい。

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